岡山のグランピング施設のおすすめ12選！ツリーテントや無人島グランピングなどアウトドアを満喫できる

岡山の観光や見どころ

日本には地形を活かした名園が各地にありますが、岡山後楽園は三大名園のひとつに数えられています。園内には大きな池や広い芝生、そして築山・茶室などが造られ回遊する大庭園です。グリーンガイドミシュランからも評価され、季節ごとにライトアップされると昼とは違う幻想的な雰囲気を味わえます。岡山県には美術館も点在しており、大原美術館にはクロード・モネやエル・グレコなどの名画を所有していまｍす。また現代美術にも造詣が深く、犬島精錬美術館は銅の製錬所を保存・再生させた美術館です。高梁市の成羽美術館は安藤忠雄氏が設計しており建物自体が現代アートといえるでしょう。

岡山のおすすめグランピング施設12選

瀬戸内 貸切 無人島 KUJIRA-JIMA

瀬戸内に誕生した1島まるごとキャンプ “島”

「KUJIRA-JIMA」は岡山県宇野港から船で30分の無人島です。海に浮かぶ形がクジラのように見える島で、1日1組だけのグランピングを体験してみてはいかがでしょう。宿泊は広々としたテントは柔らかな光を感じられるキャンバス地、室内にはセミダブルのベットが用意されています。テントのほかにコテージがあり、こちらは薪ストーブや空調が備えられています。島は宿泊している期間はプライベートな空間になり、ビーチに置かれたハンモックも打ち寄せる波も、すべてあなたのために存在しているのです。食事はシェフによるディナーとモーニングをケイタリング可能、なにもしない贅沢をとことんまで味わいましょう。クジラ島ではシーカヤックや投げ釣り、SUPなどで遊べます。

Glamping & Cafe ベースビーチ

瀬戸内海を望む砂浜でグランピング体験

西脇海岸は1度海水浴場としての役割を閉じた場所でした。そこで一念発起した若い力が、海沿いのお店を自分達の手でリノベーションし、ものではなく西脇海岸の良さを知ってもらう場所として「ベースビーチ」は発足しました。グランピングテントはワンポール式の広々とした空間を確保でき、目の前には穏やかな瀬戸内海と遠く小豆島の島影が望めるロケーションです。食事は持ち込みも可能ですがBBQコースのほかに、イノシシやシカ・ラムなど地産のジビエ料理を堪能するコース、冬限定では3種類用意されている鍋料理や岡山自慢の甘味が強い牡蠣コースがあります。海の碧さや波の音が、さらに料理を美味しくしてくれる調味料になってくれるでしょう。

ひるぜん塩釜キャンピングヴィレッジ

日本では珍しい空中に浮かぶツリーテントでグランピングを堪能できる

蒜山（ひるぜん）は岡山県真庭市の北部に位置し、上蒜山・中蒜山・下蒜山を総称して「蒜山」または「蒜山三座」と呼びます。キャンピングヴィレッジ内には人の手を加えていない湿原（ビオトープ）があり、季節によってさまざまな花や生き物が観察できます。こちらのグランピングテントは空中に浮かぶ「Tree tent」と、高台の斜面の上に張られた「Glamping」スタイルが選べます。ツリーテントは宇宙船のような形をしていて、「据え置き」タイプと「吊り下げ」タイプに分かれます。グランピングテントは「ティピー」タイプと「ロッジ」タイプのテントがあり、クッションで装飾されたおしゃれな雰囲気です。どちらのプランにも人数分のBBQと、朝食がセットになっています。

農家民宿 福屋

1日1組限定の一棟貸し切りの農家の民宿

美作市東粟倉地区は岡山県の最東端に位置し、兵庫県との県境に近い場所です。後山は現代でも女人禁制をしている霊山であり、その麓からは「愛の水」と呼ばれる美味しい水が湧き出しています。「農家民宿福屋」はその後山を背後にしており、大きな民家をまるごと借りられます。まるでおじいちゃんとおばあちゃんの家に帰ってきたような安心感にほっとできる、そんなグランピング施設です。部屋は和室が3つ（6帖2間と8帖1間）、トイレが2つとお風呂、それに掘りごたつがあるので冬はぬくぬくできます。庭に出るとBBQスペース・焚き火スペース・高台に作られたウッドデッキがあり、ここは空が夕日に染められる様子をずっと眺められる特等席です。

おかやまファーマーズマーケット・ノースヴィレッジ

岡山初のグランピング施設！手ぶらで気軽にグランピングを楽しめる

岡山県の北東部「勝央町」にある「ファーマーズノースヴィレッジ」は、広大な公園の敷地内にある宿泊も出来る体験型施設です。園内にはアスレチックや動物と触れ合える場所、どろんこで走り回れる芝生のプレーフィールドなど盛りだくさん。こちらの「EasyGramping」はウッドデッキサイトに直径5mのベルテントが常設されています。または山小屋風のログハウスを利用することも可能で、和洋式と和式の室内に分かれます。ログハウスにはキッチンやベット、それにユニットバスも備わっているのでアウトドア初心者の方のはじめの一歩に丁度良いかもしれません。フルーツ＆スイーツカフェでは、園内や地元で採れたフルーツてんこ盛りのフルーツパフェが頂けます。

蒜山 グランピング・コテージ 森の散歩

極太の丸太を使った手作りログハウスでグランピングを体験

6m×6mのウッドデッキに張られたタープテント、夜はコテージで就寝。コテージはカナダから輸入された太い丸太を組んだログハウスと、高級木材のレッドシダー材の2つ。ログハウスには寝室が5つ用意されているので、親戚や友人家族と一緒に使っても全然狭さを感じません。寝室は天窓があるものや、部屋によって嗜好が凝らされています。レッドシダーは高倉造り風で、下はBBQスペースに利用できます。リビングは吹き抜けで開放感は抜群、2階の寝室はハイジの屋根裏部屋のようで、窓からはコンクリートのビル群ではなく目に優しい白樺などの緑です。また昼は渓流釣りや蕎麦打ちを、夜は星のソムリエと一緒に「星空ツアー」が体験できます。

高原の宿ロマンツェ

貸し別荘のように泊れるコテージ

中国地方でも温暖な気候の三保高原にあるロマンツェ、施設内にはインドアコートや屋外フットサルコート・多目的グラウンドなどが整っています。宿泊施設は和気町のリンゴ園にちなみ、10棟あるログハウスには「祝」「つがる」「紅玉」といったりんごの品種の名前が付けられています。本館から一番遠い位置にある「かわせみ」「丹頂」「雲海」の3棟にはペットと一緒に宿泊可能です。それぞれのログハウスにはキッチンやユニットバスが設けられ、リビングの一角に3帖ほどの畳敷きのスペースが取られ、寝っころがったりゲームをするのに便利でしょう。2階の寝室には天窓があり、中山サーキットなどで楽しんだあとは夜星空を眺めながら眠りにつける幸せを感じて下さい。

岡山ひるぜん貸別荘ピーターパン

大自然にかこまれた貸切りコテージ

ピーターパンのある蒜山・大山エリアは1年を通してさまざまなイベントが開催されています。ピーターパンの10棟ある貸し別荘は個性的な外観をしていて、付けられている名前も「ネバーランド」「雪あかり・むらさき」「ローズ」等など印象的です。そのなかの6棟はドックランがあり、そのほかにもジャグジー風呂や露天風呂つきなど特徴があります。「ローズ」がカントリー風とすれば「むらさき」は民家型工法の純和風建築、庭にプライベートの露天風呂がありゆっくり旅の疲れを癒せそうです。生活する必需品の調理用具や調味料・洗濯機なども備えてあるので、持って行くのはパジャマと食材だけで大丈夫。自分の家に帰ったように、寛いで旅を満喫しましょう。

クリエイト菅谷

体験メニューが豊富豊かな自然いっぱいのキャンプ場

クリエイト菅谷の宿泊施設は、里山の民家を復元しています。茅葺屋根の大きな母屋はどっしりと頼りがいがある、おばあちゃんの家といった趣です。室内にトイレやお風呂があるので、そこは安心してください。このほかにも6人用と8人用のコテージやバンガロー、そして4～5人ようのログキャビンがあります。バンガローとログキャビンにはトイレ・バスがないので、裏手にあるトイレと有料のシャワーを利用してください。クリエイト菅谷からは新庄川中流域にある水流豊かで四季の彩が美しい美甘渓谷や、その名を日本全国に知らしめたジャージーヨーグルトをはじめ、アイスクリーム・濃厚ソフトクリームなどを味わえるジャージーランドへ出かけるのに便利です。

SkyGardenGlampAlmin

「SkyGardenGlampAlmin」は岡山市内でグランピング体験が出来る飲食店です。ビルの屋上に設置されたテントには小さな電球が取り付けられ、とても煌びやか。グランピングテント席は1人でも大丈夫ですが、最大では20名まで利用が可能です。個室とテラス席があり、テラスは風を感じられ、さらにアウトドア感が増して行きます。お料理はチーズフォンデュやステーキに、約50種類のドリンクとコースが用意されています。お誕生日や結婚記念日などちょっと非日常感を演出したいときにも、ほかにはないグランピングテントでの食事は忘れられない思い出になるでしょう。コースは女性限定BBQやおつまみ×デザートコースなどもあるので、つい足が向いてしまいそう。

SETOUCHI GLAMPING

瀬戸内の多島美を目前に臨む抜群のロケーションでグランピングを堪能

せとうちグランピングはJR西日本が実証実験として2021年1月17日まで、期間限定で児島・鷲羽山エリアに位置する「鷲羽山下電ホテル」の敷地内で行われています。こちらは瀬戸内海国立公園の特別景勝地区にあり、瀬戸大橋と瀬戸内の多美島を望む絶好のロケーションを持つ場所です。ドームテント2つは下電ホテルの「凪エリア」にあり、1つのテントには4名まで宿泊可能です。食事は朝・夕共に料理研究かの大原千鶴氏が監修した、地元の食材をたっぷりと利用した地味あふれる料理が並びます。アクティビティは「せとうちグランピングクルーズ」や桟橋などでの釣り、それにビーチでのモーニングヨガなど多彩です。無人島「釜島」でハンモックに揺られ、ドリンク片手に夕日観賞なんて贅沢の極みです。

だんだん村

だんだん村は蒜山高原の上蒜山登山口前にある、小さな小さな手づくりの村です。側には清流湯船川が流れ、この村から上には民家がありません。だんだん村は1日限定2組が宿泊でき、ログハウス2棟は村長さんとだんだん村有志の手作り。2001年から原野を切り開き、「村民の家Ⅰ」と「村民の家Ⅱ」が完成、室内にはシステムキッチンや大型冷蔵庫などが揃っています。こちらではアマゴの渓流釣りや上蒜山へ登山、または1周23kmの蒜山高原をサイクリングするなど、おすすめがめじろ押しです。さらに地元温泉や関金温泉・湯原温泉・皆生温泉・三朝温泉も近く、温泉めぐりも魅力的でしょう。季節によっては山菜取りや栗拾いなどもぜひ楽しみにしてください。

岡山でグランピングをもっと楽しもう！

岡山県には温泉あり、高原あり、どこまでも広がる海もあります。グランピング施設はそれぞれが趣向を凝らしていて、そのなかには手作りで家を建ててしまったオーナーも。どこもホテル泊ではなかなか感じられない、地元の人々と近いことが特徴でしょう。閉鎖された海水浴場に店を開いたオーナーの勇気や、原野を切り開いた根気よさなど自分の目で確かめに行ってはみませんか。そこでなにか、あなた自身にも新しいことが起こるかもしれません。