国内の1度は泊まってみたいグランピング施設おすすめ人気ランキング10選

グランピングの魅力とは？

不便さやワイルドさを楽しむことがキャンプの醍醐味。1990年代に国内でオートキャンプブームが巻き起こりました。しかし、キャンプブームのさなか、日常生活に疲れて、癒しを求めキャンプ場へやってきた人々の多くは「思っていたよりキャンプは大変…」と感じ、「次からはホテルがいい」と、キャンプ場のリピーターにはなりませんでした。「旅行者は、大自然を満喫したいけれど、快適さを求めている」この矛盾を何とかしようと、多くのキャンプ事業者が試行錯誤してきました。その結果、2015年頃に、海外で普及したグランピング施設の情報をもとに、国内でも新たに「グランピング施設」が作られるようになりました。これが現在の「グランピングブーム」の始まりです。

手ぶらでOK！ホテルのような快適さとアウトドアの開放感が味わえる

グランピングの魅力を一言で言うと、「キャンプに関わるわずらわしいことは、全部スタッフがやってくれる。自分たちはただ楽しめばいい」ということです。例えば、テントの設営、食事の準備、これはすべてスタッフがやってくれます。食事の後片付け、火の始末、これもスタッフがやってくれます。夢のようですね！キャンプで一番憂うつなのは後片付け…後片付けさえなければ、ずっとこの余韻が楽しめるのに…そんな願望をグランピング施設で実現することができるのです。準備や後片付けをしなくていい分、ゆったりと大自然を満喫することができます。ファミリーは、キャンプ場では、作業に忙しく、子供にかまってやることができませんが、グランピング施設では、着いたときから帰るときまで、じっくり子供と向き合い、最高の思い出を作ることができるのです。

全国のグランピング施設おすすめ人気ランキング10選

第10位：HOLLY CAMP (奄美大島)

奄美大島にある南国リゾートとプライベートキャンプ場が融合した新しいグランピング施設

奄美大島の、1日1組限定の、秘密のラグジュアリーリゾート「HOLLY CAMP」。まだあまり知られていない、特別な癒し空間。カップルには特にお勧め。ハネムーンの旅行先に選ぶ人も多いですよ。宇宙船のようなフォルムのキャンピングトレーラーに宿泊。台風が多い奄美大島という土地に配慮した堅牢なつくりで、安心です。スクリーンやプロジェクターがあり、星空の下で映画鑑賞を楽しめますよ。広々としたデッキには、食事用のテーブルとチェア、快適なリクライニングチェアが備えられています。施設の目の前に広がる、美しい海…まるでふたりだけのプライベートビーチのようです。夕食は、厳選された奄美の食材を使用したイタリアンBBQ。有名シェフがお届けする本格的イタリアンをお楽しみください。奄美の豊かな自然を生かしたアクティビティも魅力的。マングローブの森のカヌー体験ツアー、海ガメと泳ぐシュノーケルツアー、ホエールウォッチングなど、いかがでしょうか？

第9位：伊豆シャボテンヴィレッジ (伊東市富戸)

伊豆シャボテン動物公園に隣接するリゾート村

関東・東海にお住まいの方の多くは、伊東市の有名な観光スポット「伊豆シャボテン動物公園」をご存じでしょう。「動物と触れ合える動物園」として、ファミリー客に大人気です。その「伊豆シャボテン動物公園」に隣接したグランピングサイト「伊豆シャボテンヴィレッジ」。小さなお子さんがいるご家族にぜひお勧めしたいグランピングサイトです！まず「伊豆シャボテン動物公園」にすぐ行けるというのが魅力的。その隣には大室山があります。大室山ロープウェイは並ぶことで有名です。朝早い時間にロープウェイに乗れるのは、大きなメリット！それに大室山から見る富士山は、朝早い時間なら見える確率が非常に高いんです。次に、宿泊施設について、ご説明していきます。宿泊施設は、日本初の、ドームテントとキャビン (バスとトイレ) が連結したタイプの施設です。これはとても画期的！他の施設にあるドームテントに宿泊する場合、バス・トイレ無しなので、トイレに行くために別棟まで歩いていかなければなりません。これは地味に面倒です…。そんな不便さとは無縁のこの施設、とってもお勧めですよ！さらに、グランピング宿泊者専用の共同の露天風呂があり、こちらは温泉 (アルカリ性単純温泉) です。夕食は部屋の隣のデッキでいただくバーベキュースタイル。すべて自分で焼くスタイルと、ほとんどシェフが用意するコース仕立てのスタイル、お好きな方をお選びください。お子さんが絶対喜ぶこと間違いなしのこの施設、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか？

第8位：snow peak glamping 京急観音崎

アウトドアメーカーのスノーピークがプロデュースしているグランピング施設

三浦半島の最東端で楽しむ、シーサイドグランピング。東京湾を臨む最高のロケーションで、海と一体になれる休日を過ごしたい…そんなあなたにお勧めしたいのが「snow peak glamping京急観音崎」です。シーサイドグランピングというと、カジュアルでリーズナブル、どちらかといえば若者向きのイメージですよね。この施設は一味違います。まずはハイセンスな宿泊施設に注目を。お泊りいただく「モバイルハウス　重箱」は、世界的な建築家・隈研吾氏とスノーピークのコラボレーションによって生まれた、アーティスティックなトレーラーハウスです。自然に溶け込む、木のパネルを組み合わせたデザインが特徴です。夕食は、地元食材をふんだんに使ったお食事を、ホテルのシェフが提供致します。部屋のデッキでお召し上がりください。バーベキューなど、一部、自分の手で仕上げるメニューもあるので、楽しめますよ。朝食も、デッキでどうぞ。サラダ・ホットサンドセットをお届けします。ホットサンドの仕上げは自分で…これは特にお子さんに大好評です！さまざまな魅力あふれるこの施設、温浴施設に無料で入れるのもポイントです。寒い季節は、温浴施設目当てで来訪してもいいかもしれません！

第7位:GRAND CHARIOT 北斗七星135° (淡路島)

神秘のエネルギーに満ちあふれる東経135°。 その線上に建つグランピング

関西在住の方に、アクセスの良さと自然の美しさで大人気の「淡路島」。淡路島の自然とさらに深く触れ合いたい方にお勧めしたいのが、グランピングサイト「GRAND CHARIOT北斗七星135°」です。お泊りいただくコテージは、コクーン (繭) を思わせる、可愛らしく上質な空間。高さ5m以上の天窓から眺める星空の美しいこと…！ネオンの灯りがまったくない淡路島でしか見られない、降るような星。寒い時期ですと、その美しさがさらに増します。全室にヒノキ風呂が設置されているのも、ポイント。グランピングサイトでは珍しいですよ。スイートタイプだけではなく、全室に設置されているというのは嬉しいですね。夕食は、ダイニングでいただく、有名シェフによる和食フルコース。すき焼き、山海淡路島鍋、うに鍋からお選びください。朝食は、旅館の朝食を上回る美しさとクオリティの豪華和定食。淡路島の恵みをご堪能ください。最後に、この施設ならではの素敵な店をご紹介します。それは「星空BAR135°」。マスターが毎夜、場所を決め、その夜に最も星が綺麗に見える場所に「移動BAR」を開店します。ぜひ訪れてみてくださいね。

第6位：妙義グリーンホテル＆テラス (群馬県富岡市)

日本三大奇景のひとつ、妙義山を望み、上質なアウトドア体験ができるグランピング施設

世界遺産「富岡製糸場」があり、美しい自然に恵まれた観光エリア・群馬県富岡市。そんな絶好のロケーションに位置するのが「妙義グリーンホテル＆テラス」です。日本最大奇景の一つ「妙義山」を望む、心から癒されるグランピングサイトです。また、日本では数少ない天然芝のグランピングサイトとなっており、過ごしやすさも抜群。宿泊施設は、アメリカを旅行しているような気分が味わえる「エアストリーム (キャンピングトレーラー)」、または、「スノードームテント」です。どちらもエアコン完備で、快適にお過ごしいただけます。本館の温泉大浴場も利用可能。美人の湯とも言われる泉質は「炭酸水素塩泉」。温泉目当てで宿泊するリピーターも多いんですよ！夕食は、お部屋のすぐ横のBBQスペースで楽しむ、本格的BBQ。食材はスタッフがご用意しますので、お客様のお好みの焼き加減で調理してください。地場の上州肉を中心としたワイルドなBBQは、味・ボリュームともに満点ですよ。敷地内にゴルフ場がありますので「ゴルフもグランピングも楽しみたい！」という方には、最高のグランピングサイトです。

第5位：ETOWA KASAMA (茨城県笠間市)

都心から電車で90分で行ける、空に近い森のアウトドアリゾート

都心から近く、穴場のグランピングサイトをお探しの方にお勧めしたいのが、茨城県笠間市の「ETOWA KASAMA」です。「茨城県にこんなに美しい森林リゾートがあったなんて！」訪れる人は皆、口を揃えてこう言います。標高300mの山の上にあるこの施設では、森の雰囲気を満喫しつつ、太平洋を見渡す爽快感を味わうことができます。都心からのアクセスも抜群、特に車で向かう場合、茨城方面は、山梨方面と比べて渋滞する確率が低いので、穴場の行き先だと言えます。宿泊施設は、スカイキャビン、フォレストキャビン、スイートキャビン、グレーステントなど種類が豊富。お好きなタイプの宿泊施設をお選びください。キャビンには広いデッキが付いており、開放感抜群です。客室デザインは、有名ライフスタイルカンパニー「アクタス」が監修しています。素敵なインテリアにうっとり…北欧風デザインが好みの女性に、ぜひ泊まっていただきたいです。メインが選べるディナーコースは、自分で焼き、味つけするスタイルです。「食材を洗ったり切ったりするのは面倒だけど、焼くのは自分でやりたい！」という人にピッタリですね。茨城県の中でも手つかずの美しい自然を感じられるエリアに立地している「ETOWA KASAMA」。ぜひ一度訪れてみてくださいね。

第4位：ぶどうの樹 海岸通り グランピング福岡 ～海風と波の音～ (福岡県福津市)

福岡県福津市・福間海岸沿いにある海辺の泊まれる体験リゾート

福岡県福津市の「福間海岸」からほど近いグランピングサイト「ぶどうの樹 海岸通り　グランピング福岡　～海風と波の音～ 」。福岡市内からもアクセス抜群、ビーチグランピングを楽しみたい方には、最高のグランピングサイトです。「福間海岸」は、マリンスポーツが盛んで、「福岡の湘南」と呼ばれるほど、お洒落なビーチカフェが立ち並んでいるエリア、若者に人気のスポットです。この施設は、夏の海水浴の拠点としてもお勧めです。宿泊施設は、タケノコテント、コテージ、空中テントスカイドーム (1日1組) の3種類です。キャンプに近い雰囲気を味わいたいなら、タケノコテントがお勧め。コテージは、カラフルで可愛いインテリア、落ち着いたインテリアなど、建物によって特徴があり、室内でゆっくり過ごしたい人にはお勧めです。空中テントスカイドームは、宙に浮きながら夕陽を眺めるという不思議体験ができる、お勧めの宿泊施設です。実際に寝泊まりする場所として、冷暖房完備のクルーザー (宿泊用で、海には出られない) がついているので、悪天候の日でも安心、クルーザーでの宿泊も特別感があって最高です。夕食は、「屋外で楽しむBBQグランピング」「海を見ながら味わう職人による本格握りずしコース」のどちらかをお選びください。飲食店も経営している「ぶどうの樹」グループ、味は確かですし、地産地消を心がけており、安心感があります。なお、冬期は、BBQグランピングができないため「部屋で楽しむグランピング」となりますので、ご了承ください。福岡県内で心ゆくまで満喫できるビーチリゾート…一度訪れてみてはいかがでしょうか？

第3位:GLAMPROOK(長野県飯綱高原)

日本初のツインドームテントがあるグランピング施設

霊仙寺湖のほとりに広がる、美しく静謐なグランピングサイト。施設自体は湖畔の草原に広がっており、完全な平地なので、大変過ごしやすくなっています。子供連れでも安心ですね。長野の荒々しい山々を、湖畔から見上げる爽快感は、他のリゾートでは味わうことができません。コンセプトは「大自然の中で、あなただけの優雅なひと時を過ごす」です。宿泊場所は、リビングと寝室を分けて設計した、日本初のツインドームテント。面積は42㎡と、広々しています。テントといっても、エアコン完備で、冷え込む日でもとても暖かです。テントの屋根の一部は透明になっており、まるで窓のよう。例えば、リビングスペースにはソファがあり、ソファに座ると、透明なテント越しに、美しい景色が眺められる仕掛けです。ベッドに横たわると、満天の星空が見られるよう、屋根が透明になっています。夕食は、ダイニングでいただく、グリル料理を中心としたフルコース。朝食は、同じくダイニングでいただくビュッフェです。また、こちらのリゾートは、宿泊料を払えば、他にはほぼお金がかからない、オールインクルーシブスタイルが特徴です。アクティブに過ごしたいファミリーにはピッタリではないでしょうか？宿泊料には、夕食、昼食、ドリンク、入浴、別館の温泉施設での入浴、ゴルフ・テニスなどのプレイ料金が含まれます。

第2位：藤乃煌 富士御殿場

御殿場市にある富士山を見上げる雄大な自然の中のアウトドアリゾート

すべてのキャビンが「富士山ビュー」。富士山を愛する人にぜひ訪れていただきたい、お勧めのグランピングサイトです。こちらの宿泊施設は「コンテナキャビン」。ホテルのように快適で、テントのような開放感がある、バランスの良い楽しみ方ができるスタイルの建物です。エアコン完備で、真冬でも暖かいんですよ。秋から冬にかけては、富士山が最も美しく見える季節。寒さがこたえるこんな季節にこそ「藤乃煌 富士御殿場」を訪れていただきたいです。コンテナキャビンは、とっても広々！右側にベッドルームとリビング、左側にダイニングとバストイレ。中央のウッドデッキは、開閉式の屋根付き、開けっ放しにすると開放的で最高に気持ちいい！もちろん雨の日には閉めることができます。目の前の芝生は、プライベートガーデンとして自由に使えます。プライベートガーデンで楽しむ焚き火…ゆったりとした時間をお楽しみください。キャビン内にあるジャグジーバスは、人から見られることなく露天風呂気分が味わえると好評です。夕食は、自分のキャビンのダイニングでのバーベキュー。ハーフ料理プラン (焼くのは自分) とフル料理プラン (すべておまかせ) がありますので、お好きなほうをお選びください。肉と魚介類の品質が良く、非常においしいと評判です。朝食はスタッフがキャビンにやってきて、すべてセットしてくれます。ホットサンドがおいしいモーニングは、ピクニック気分で楽しめます。こちらの施設は、本当に至れり尽くせり、スタッフにすべておまかせできます。キャンプ未経験の方や女性グループには、特にお勧めですよ。

第1位：伊勢志摩エバーグレイズ

伊勢志摩国立公園内にある広大な敷地で豊かな自然を満喫できるアメリカンアウトドアリゾート

伊勢志摩国立公園のほぼ中央に位置するグランピングサイト「伊勢志摩エバーグレイズ」。アメリカ直輸入のキャビン、テントサイト、トレーラーホームなどを備えています。ラグーンを抱き、水辺のグランピングを楽しめることが大きな特徴です。グランピングサイトとしては、ラグーン沿いに3つのゴージャスなヴィラ・テントが立ち並んでいます。グランピングサイトはカヌー付き。なんと専用のプライベートラグーンもあり、誰にも邪魔されない特別な時間を過ごすことができます。設備は高級ホテル並みで、快適な滞在をお約束。ラグーンを臨む、アウトドアバス、アウトドアリビングから、最高の眺めをお楽しみいただけます。夕食は本格的なアメリカンバーベキュー。スタッフにセットしてもらい、自分たちで焼くスタイルです。朝食はアメリカンサンドイッチのデリバリースタイルです。近隣の観光スポットとしては、伊勢神宮まで車で30分、海水浴場まで車で15～30分程度 (複数あり) といったところが、人気となっています。この施設は、ロマンチックな絶景が楽しめますので、カップルや夫婦での滞在を特にお勧めします。

お気に入りのグランピング施設を見つけよう！

グランピング施設は、ロケーションの違い、宿泊施設・付属施設の違いによって、楽しみ方が無限に広がります。この記事では、あまり偏りなく、さまざまなタイプのグランピング施設をご紹介してきました。シーサイドグランピング、フォレストグランピング、レイクサイドグランピング…知れば知るほど、どこがいいのか迷ってしまうかもしれません。ひとつに絞るのは本当に大変！ぜひ季節ごとに、仲間を誘って、魅力的なグランピング施設を訪れてみてくださいね！