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九州の観光のおすすめは?
7つある九州の個性的な地域、それぞれに溢れんばかりの魅力を持っています。福岡県では博多の屋台が並ぶ中州エリアが有名、そして1年の中心に祭りが存在している博多エリア、それに大宰府市には大宰府跡や大宰府天満宮があります。一方で佐賀県には昔に想いを馳せられる歴史的な町並みや、古代の空気までも感じることが出来ます。唐津市には自然の美しさと、嬉野温泉や重要文化財を持つ武雄温泉で違った景観に心を休ませてみましょう。長崎県では異国情緒を、地球が生きていることを感じられる阿蘇山を持つ熊本など等、何度も訪ねなければ本当の九州の魅力は語りつくせません。九州グランピング施設の特徴としては、地域の魅力を新たに発見する機会となる場所となっていることです。
九州のグランピング施設のおすすめ10選
渓流ヴィラITSUKI
清流12年連続日本一に輝く、川辺川の畔に建つヴィラ6棟があるラグジュアリー&ワイルドな宿泊施設
なにも無いことが最高の贅沢であると教えてくれる「渓流ヴィラITSUKI」、川辺川を臨む集落跡にたった6棟のみのヴィラでは自然の豊かさと出会える場所です。全室リバービューのヴィラは、そこに以前あった小学校の校舎をイメージしています。室内外には五木・球磨地方の木材を使用し、居心地の良さと同時に山林の保護にも役立っています。ヴィラは1室タイプと2室タイプが用意され、広いウッドデッキにはグランピングテントか透明なドームが置かれています。食事は別棟のレストランで、ダッチオーブンを利用したグリル料理を堪能できます。素材の美味さを惹きだすシンプルな味付けも、川のせせらぎと一緒に楽しめばどんな料理よりも幸せになれるでしょう。
施設名 | 渓流ヴィラITSUKI |
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住所 | 熊本県球磨郡五木村甲2859-7 |
アクセス | <車でのアクセス> 九州自動車道「宇城氷川SIC」→国道3号線「宮原交差点」→県道25号線→五木村、宮崎自動車道・九州自動車道「人吉IC」→フルーティロード国道445号線→五木村 |
料金 | 1泊2食付20,000円/人~(参考価格) |
公式HP | https://keiryuvilla.com/ |
COMMON IDOE
九州のヘソにあるグランピング施設
山と緑川の側に位置する「COMMON IDOE」は、九州の「へそ」と呼ばれる熊本県の甲佐町のそのまた奥地にあります。以前利用された方は「井戸江峡キャンプ場」として覚えておられるかもしれません。ですがキャンプ場は2016年の熊本地震で被災し、新たに「COMMON IDOE」として生まれ変わりました。グランピングテントは4人利用と2人利用の8つが用意され、ウッドデッキ上にタープで覆われたリビングが設けられています。敷地内にはキャンプ場としては珍しい本屋とカフェが一体となったショップがあり、カフェでは牧場のソフトクリームや多彩な果物を組み合わせたフルーツジュースを販売しています。本屋には店主が集めたこだわりの「本」が購入出来ます。
施設名 | COMMON IDOE |
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住所 | 熊本県上益城郡甲佐町大字安平872-2 |
営業時間 | チェックイン:14:00〜17:00チェックアウト:10:00 |
アクセス | <車でのアクセス> 御船ICから約25分 |
駐車場 | 有 |
料金 | グランピングサイト4名利用2食付14,300円/2名まで、グランピングサイト2名利用2食付7,500円/2名まで |
公式HP | https://idoe.camp/ |
グランピング福岡 ぶどうの樹~海風と波の音~
福岡県福津市・福間海岸通りの海辺のグランピング「
砂浜と海が目の前に広がる「グランピング福岡 ぶどうの樹~海風と波の音~」には、多彩なグランピング施設が用意されています。アネックスコテージは「セレーネ(月)」「モアナ(海)」「イタドリ」と名前が付けられた8つの個性的なヴィラです。セレーネやイタドリなどは色使いがポップで、女性ならばドアを開けた瞬間に歓声があがりそうです。タケノコテントは八方に透明な窓が付き、屋外には屋根付きのデッキが設けられています。そして注目を浴びるのは2本の柱で支えられ、空中に浮かんでいるドームです。食事はイタリアンBBQと寿司から選択ができ、BBQでは海鮮ブイヤベースや活きアワビの踊り焼きが含まれ、職人が握ってくれる「おまかせコース」「おすすめ握りコース」など文字だけでもほっぺが落ちます。
施設名 | グランピング福岡 ぶどうの樹~海風と波の音~ |
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住所 | 福岡県福津市西福間4-10-10 |
営業時間 | チェックイン:16:00チェックアウト:10:00 |
駐車場 | 有 |
料金 | アネックスコテージ朝食付き13,000円/人~、タケノコテント2食付き10,000円/人~、空中テント11,000円/人~、 |
公式HP | http://fukutsu-glamping.jp/ |
吉無田高原 緑の村
阿蘇外輪山の裾野に広がる標高600~700mの場所に位置する吉無田高原にあるキャンプ場
標高600mから800mの吉無田高原は阿蘇山外輪の山麓に位置し、ここに「吉無田高原 緑の村」があります。お天気が良ければ天草の島々や有明の海、さらに普賢岳までも一望に出来ます。草原が続くこちらの施設からは熊本市の夜景と、天然のプラネタリウムといえる満天の星空が楽しめます。星の森ヴィラは内装の異なるドームが並び、オープンテラスが設けられているのでBBQも大丈夫です。どんぐりの丘では1日1組限定でベル型のグランピングテント泊を体験、AC電源も完備しているので電気製品の持ち込みも可能です。アクティビティを満喫したいならば全長70mの自然の地形を活かした草原のソリ遊び「ローンスキー」や、「化石発掘体験」の恐竜やアンモナイトなどの化石を見つけれるドキドキ感は大人になっても十分ドキドキします。
施設名 | 吉無田高原 緑の村 |
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住所 | 熊本県上益城市御船町田代8405-24 |
営業時間 | チェックイン:14:00チェックアウト:12:00 |
アクセス | <車でのアクセス> 九州縦貫自動車道「御船IC」から約5分 <公共機関でのアクセス> 阿蘇くまもと空港→リムジンバス「熊本交通センター」→熊本バス「御船町恐竜博物館前」、JR博多駅→JR鹿児島中央行新幹線「熊本駅」→熊本市電「辛島町」→徒歩「熊本交通センター」→熊本バス「御船町恐竜博物館」 |
駐車場 | 有 |
料金 | 星の森ヴィラ16,500円、どんぐりの丘グランピングテント16,500円 |
公式HP | https://www.mifune-kankou.jp/yoshimuta_top/ |
ノルディスク ヴィレッジ ゴトウ アイランズ (NORDISK VILLAGE GOTO ISLANDS)
ノルディスクがプロデュースしているアジア初の本格的な北欧スタイルのグランピング施設
NORDISK VILLAGE GOTO ISLANDS・ JAPAN」は、アウトドアメーカーのノルディクスが提唱する「アウトドア」「休暇」「ライフスタイル」を体験出来る、アジア初の施設です。グラマラスな時間を与えてくれるのは「厳かで気高く美しい、加工なしの島」、宝石よりも碧い海の色や田尾ビーチから昇る朝日の輝き、キリスト教が禁じられた時代に密やかに育まれた文化。それらがいま、密林のなかの新種の花のように開花しました。テントはノルディクスの「アスガルド」と「ヴァナヘイム」の2つ、テントでは小型犬であれば一緒に過ごすことも可能です。島では釣りや遊覧飛行、ダイビング・SUPなどのアクティビティもめじろ押し。グランピングディナーは五島牛や五島豚、新鮮な野菜などを盛り合わせたBBQに、冬はダッジオーブン料理などが提供されます。
施設名 | ノルディスク ヴィレッジ ゴトウ アイランズ (NORDISK VILLAGE GOTO ISLANDS) |
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住所 | 長崎県五島市富江町田尾1233 |
営業時間 | チェックイン:15:00チェックアウト:10:00 |
アクセス |
<公共機関でのアクセス> 福岡空港→五島福江空港→送迎車またはレンタカーで約20分、長崎港からジェットフォオイルで福江港へ |
料金 | グランピングテント「アスガルド」素泊まり19,800円・2食付33,000円、「ヴァナヘイム」素泊まり28,600円・2食付35,200円 |
公式HP | https://www.nordiskvillage.jp/ |
SOLMU MATKA
SOLMU PUUTでつくられた家具や日用雑貨のギャラリーに泊まれる1組限定・グランピングスタイルの宿泊施設
「SOLMU MATKA」のコンセプトは屋久島で家具や生活雑貨を製作する作家たちを知ってもらうこと、そのためにギャラリーを1日1組限定でグランピング宿泊で実際に使ってもらう施設を登場させました。丸みのある蓮の花型のテントは見晴らしのよい岩場に設営され、室内にはシングルベットが2つに、作家たちの心がこもった家具などが用意されています。木漏れ日が気持ちよいウッドデッキはひなたぼっこをしたり、夕食のBBQコンロで賑やかな時間を過ごすのに最適です。1棟貸しの別荘タイプでは、ウィリアム・バウワー氏が手がけたモダンな外見とリビングの一軒家に宿泊できます。こちらにはキッチンやバス・トイレなどが完備されているので、地元のスーパーで食材を購入すれば暮らすように旅を満喫できるでしょう。
施設名 | SOLMU MATKA |
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住所 | 鹿児島県熊毛郡屋久島町平内93-10 |
営業時間 | チェックイン:15:00チェックアウト:10:00 |
料金 | 素泊まりプラン「テント」9,800円/人、1棟貸し15,500円 |
公式HP | https://solmu-yakushima.com/ |
湯布院温泉郷 グランピング COMOREBI (コモレビ)
九州最大規模の本格的なグランピングが楽しめる施設
「また来たい」と思わせるのが、「湯布院温泉郷 グランピング COMOREBI (コモレビ)」という施設です。アウトドアを楽しむ施設ですが、食事やアメニティなどの心遣いはホテル並みのサービスが期待できます。部屋のタイプは「光の箱」「オーバル型テント」「ドーム型テント」、そして「ロータスベル型テント」の4種類。ロータスはCOMOREBIのロゴマークでもある睡蓮の形をしており、見た目の可愛らしさとは裏腹に室内は貴族の館のような豪華さがあります。光の箱はまさに光溢れる室内にモダンなインテリアが配置され、夜はモバイル端末で色を好みの雰囲気に変えられるムード抜群の部屋です。ドーム型テントは愛犬と一緒に宿泊が可能なので、いつもの旅にチャーミングな一匹も加わりみんな幸せになれるでしょう。
施設名 | 湯布院温泉郷 グランピング COMOREBI (コモレビ) |
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住所 | 大分県由布市狭間町時松105 |
営業時間 | チェックイン:16:00〜19:00チェックアウト:10:00 |
料金 | 【フレンチコースBBQ】「光の箱」41,500円/人~・「オーバル型テント」35,500円/人~・「ドーム型テント6m」 32,500円/人~・「ロータスベルテント」27,500円/人~、【シカゴスタイルBBQ】「光の箱」40,000円/人~・「オーバル型テント」34,000円/人~・「ドーム型テント6m」31,000円/人~・「ロータスベルテント」26,000円/人~ |
公式HP | https://comorebi-camp.jp/ |
GlamBeach
壱岐の海と空の間に建つ贅沢な空間マリンアクティビティも楽しめる離島リゾート
「Glam Beach」で体験出来るのは、海辺でのグランピングです。澄んだ壱岐の海と空の境はどこかも分からないほど、白い砂浜と海の碧さのコントラストは一生忘れることが出来ない景色です。グランピングテントはスタンダードタイプとデラックスタイプで、どちらもシービューとガーデンビューを選べます。ウッドデッキの上に張られたベル型テントには家具とベット、テーブルなどが配置されています。海が目の前にあるのですからダイビングやパドルボート・カヤックの体験に、レンタル自転車での散策なども楽しめます。勇気があれば五右衛門風呂へ浜辺で入浴してみるのは、いかがでしょう。野趣溢れる思い出は、いつまでも忘れられないはずです。
施設名 | GlamBeach |
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住所 | 長崎県壱岐市石田町筒城東触842-4 |
営業時間 | チェックイン:15:00チェックアウト:10:00 |
料金 | スタンダードグランピングタイプ23,000円~、デラックスグランピングタイプ46,200円~、ペンションタイプ6,000円~、 |
公式HP | http://seagull-inn.co.jp/ |
浜木綿の村 海辺のキャンプ場「ソレイユ・ルヴァン」
延岡市北浦町下阿蘇にある滞在型レジャー施設
滞在型レジャー施設の「ソレイユ・ルヴァン」は延岡市の北浦町下阿蘇にあります。ビーチリゾート施設「浜木綿の村」は九州でも唯一、「快適海水浴場100選」に選ばれている代表的なビーチスポットです。宿泊施設は下阿蘇ビーチと続く松林のなかにケビンが15棟、グランピングテントと常設テントがウッドデッキ上に張られています。ケビンは2階建てタイプと平屋、そしてバリアフリータイプが用意されていますので人数や使いやすさで選べます。全棟にエアコンや冷蔵庫・食器などに、バス・トイレが完備されているので初めてのアウトドアでも抵抗なく滞在できるでしょう。敷地内には北浦湾や離島・島野浦を一望できるレストランがあり、新鮮な海鮮料理が自慢です。
施設名 | 浜木綿の村 海辺のキャンプ場「ソレイユ・ルヴァン」 |
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住所 | 宮崎県延岡市北浦古江3337-1 |
営業時間 | チェックイン:15:00〜17:00チェックアウト:11:00 |
アクセス | <車でのアクセス> 九州自動車道「北浦IC」または「須美江IC」下車 |
駐車場 | 有 |
料金 | ケビン4名利用15,400円・7名利用28,600円、グランピングテント10,000円・常設テント4,800円 |
公式HP | http://michinoeki-kitaura.com/cms/hamayumura/ |
バルンバルンの森
小さな森のレトロなキャンプ場
「バルンバルンの森」はまるで妖精の村に迷い込んだような、可愛らしい世界が広がりって居ます。グランピングテントは1日1組限定の、特別な時間を過ごせる場所となります。そのほかタイニーハウスと呼ばれる「木の葉」「小鳥」「空のたね」などの名前が付けられた、かわいい家が並んでいます。バルンバルンの森の近くには温泉や新鮮な野菜を購入出来るお店、それにおしゃれなカフェなどがあります。また青の洞窟と呼ばれる競秀峰や八面山でのクライミング、新緑や燃えるような紅葉を楽しめる深耶馬渓一目八景といった観光スポットが沢山あります。1年を通して季節のお祭りや深耶馬渓ウォーキングなどのイベントが行われているので、楽しみはいつもたっぷり用意されています。
施設名 | バルンバルンの森 |
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住所 | 大分県中津市本耶馬渓町曽木459-9 |
営業時間 | チェックイン:15:00〜17:00チェックアウト:9:00〜10:30 |
アクセス | <車でのアクセス> 中津ICから約15分、または上毛スマートICから約10分 <公共機関でのアクセス> JR「中津駅」から大交北部バス「日田・柿坂・豊後森・守実行き」で「下曽木入口」下車、徒歩約10分 |
駐車場 | 有 |
料金 | グランピングテント2食付48,000円、森のTiny house「スペシャルルーム」15,500円~・「カフェスタイル」14,000円~・「スタンダード」12,500円~・「冬限定ぽかぽかこたつ部屋」13,500円~・スタンダード小鳥」9,500円~ |
公式HP | http://barunbarun.com/ |
九州でグランピングを楽しもう!
九州のグランピング施設には物語があります。地震被害から復活したキャンプ場や統合されて閉校となった小学校の敷地を利用した施設、そして歴史のなかに埋もれていた島の美しさを再確認させてくれる施設。それにたくさんの才能ある家具やカトラリーを製作する、作家たちを知ってもらうためのギャラリーとしてのグランピング施設もあります。グランピングの「極上」という言葉は金額ではなく、どんな風に過ごせるか、どんな体験が出来るのかで決るのかもしれません。