【関東・関西】冬でも寒くないグランピング施設のおすすめ14選!温泉や手ぶらで行ける施設など

冬のグランピングと聞いて、何を連想されますか。テントの中で凍えそうな寒さに耐える、そんな寒くて辛くてキャンプが面白いはずありません。冬の良い部分を思い浮かべてみてください。例えば一面真っ白の雪景色、雪原を走るきつねや野うさぎ、雪が舞い落ちる音が聞こえてきそうなほどの静けさ。薪ストーブや焚き火を眺めながら、コーヒーや香ばしい香りの焼きマシュマロを頬ばる。どうですか、冬のグランピングへ興味が湧いてきたのでは。

冬のグランピングの楽しみ方は?


冬は空気が澄み渡る時期なので、天体観測にはもってこいといえます。都会で暮らしていれば星どころか空を見上げる余裕すらもない日々、そこはグランピングに来たのですから空を見上げて何が見えるか試して下さい。漆黒の空には埋め尽くすような星々が、それこそ数え切れないほどに輝いています。都会では絶対にお目見えしない天の川や、もっと遠くの銀河系までも見えてしまいそう、自分達の存在がいかに小さいかも教えてくれます。幼い子供たちにとっては、宇宙に興味を持つきっかけに成るかもしれません。また夜空を見ながら、炎が燃え上がるキャンプファイヤーや薪ストーブで、枝の先に刺したマシュマロの美味しさを知る機会でもあるので忘れずに。

冬のグランピングが人気の理由は?

虫などがいない

冬のグランピングの何が素晴らしいかといって、虫やへびがいないことです。夏にはまず間違いなく蚊が出ます。悪くするとブヨとかその他、想像もしたくないようなもの達がこぞって人の方へと寄ってきます。これが女性をアウトドアから遠避る、大きな要因でもあるでしょう。虫除けなどなんのその、殆ど役に立たないくらいの量と質の蚊がいますので、少しでも肌が露出していようものなら虫刺されの跡が隙間なく出来てしまいます。それが冬になれば虫は1匹も飛び交っていないし、夜になって寝袋に紛れ込んでくることもありませんので安心して眠れます。そして空の澄み渡った世界を見渡す時、嫌な羽音で邪魔されません。夏に星空観察をしていると、それこそ虫たちの餌食にされます。ですが寒い冬は、満天の星空を思う存分いつまでも見ていられます。

暖房設備が整っている

グランピング施設は殆どにエアコンなどの暖房器具が用意されていますので、キャンプのように厚手のモコモコ荷物を車に詰め込んで出発する必要はありません。ベットや部屋着まで整っている場合には、もっと荷物を減らすことが可能です。それに冬の冷たい空気の中で焚き火をしたり、キャンプファイヤーをしたりと夏の時期とは違った趣が出るでしょう。テントやキャビンに薪ストーブや焚き火スペースがあったら、それだけで来て良かったと思える瞬間に出会えたといえます。それに温泉があれば、さらに嬉しい。夏も温泉に浸かれば身体の疲れが取れますが、なんといっても冬は外で冷え切った身体をじんわりと芯から温めてくれる、非常に貴重な存在となるでしょう。

冬ならではの美味しい料理を堪能できる

グランピングのお楽しみのひとつ、それは食事にあるといっても過言ではないでしょう。冬のグランピングはやはり、身体が温まる料理をハフハフ言いながらいただきたいものです。それが冬限定の鍋を使った料理、地方地域によって趣向を凝らし海や山の獲れたて新鮮な食材を提供してくれます。冬の魚介類は身が締まり味も濃くなっています。肉類にしても寒さを乗り切るために脂肪をため込み、滴るほどの脂が乗った「しゃぶしゃぶ」や「すき焼き」など、湯気が立ち昇る鍋の様子を見ているだけでもお腹が鳴ってしまいそうです。薪ストーブを使った薪グランピング料理やダッチオーブン料理、それにチーズをこれでもかと入れたチーズフォンデゥなど、冬に食べたい料理は尽きません。

冬のグランピング施設の選び方は?

冬のアクテビティの充実さ

グランピング施設の選び方は、冬ならではのアクティビティが楽しめることを条件のひとつに加えてみてはいかがでしょう。冬のアクティビティといえばスキーやスノーボード、それにスノーシューでの山歩きなどがあります。小さな子供連れでのグランピングでしたら、雪合戦やかまくら作り体験なども忘れられない貴重な思い出となります。スノーシューでガイドと一緒に山を散策すれば、枯れているように見える植物たちの生命力や、雪の上に残された動物達の痕跡に自分達の知らない営みがあることを理解する機会となるのです。異色のアクティビティでは、雪原を動物と一緒に散歩なんて施設も。寒くても冬の遊びは特別で、絶対必要・大切なポイントです。

温泉の有無

湯気立つ温泉がグランピング施設にあったら、わくわくしませんか。普通のお風呂でもたっぷりのお湯にどっぷりと浸かるのは、ため息が出るほど気持ちよい瞬間。それがさまざまな効能を持つ温泉だったら、さらに魅力が増すでしょう。ですので、温泉があるグランピング施設を選ぶことをおすすめします。内湯や露天風呂から雪景色を眺めながらゆっくりと温かなお風呂に浸かるのは、なんて気持ちが良いか想像してみてください。お風呂も水着着用のスパタイプを持つ施設も、近年増えてきています。施設内に温泉がなくても、温泉地であれば外湯をまわれるサービスが行われいれば十分。観光がてら地域の散策にもなり、面白そうなスポットや絶景スポットなどに偶然出会えるチャンスもありそう。

冬のグランピングなら贅沢ができる

冬のグランピング、夏とは違い雪に閉じ込められて観光もアクティビティも不可能という不測の事態も起こりえます。そんなとき、宿泊施設だけで過ごすならば、豪華な部屋で閉じ込められてみてはいかがでしょうか。グランピング施設の宿泊料金は大体1泊1万円ほどから2万円ほどが平均でしょう。そこで、高級ホテル並みの1泊7万円ほどの客室へ、清水の舞台から飛び降りる勢いで予約してみるのです。もちろん食事も別、自分で食べたい料理をレストランで心行くまで堪能してください。年に何度も海外旅行へ行ったより、心は意外に満足するかもしれません。ほかにもボディーマッサージやスパなど思いつく限りの贅沢を、これまでがんばってきた自分にあげてもよいのでは。


     

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